Life Itself

生活そのもの

2017/11/16

毎朝、会社で番号が書いてあるくじを引いて、その番号ごとに集まって、1日の間で起こったGood&Newを発表し合っている。グループはだいたい3,4人なることが多くて、時間は5分。5分というのは思ったよりも短い。それぞれのGood&Newについて話す長さはバラバラで、30秒程度で終わる人もいれば、1分半くらい話す人もいる。Good&Newに対してグループの皆がコメントしていては5分では足りなくなってしまうので、一言コメントするかしないか程度、自分が話して後は聞いているだけといった感じになる。

 

この『Good&New』は1ヶ月ちょっと前から始まった。始まって最初の1,2日は、24時間内で起こるGood&Newなんてほとんどない、ネタを溜め込んでもそのうち話すこともすぐになくなってしまうだろうと周りの皆は言っていたのだけれど、いざやってみると24時間以内にGood&Newは結構起こっている。皆面白いこと言っている。24時間以内と言っても、会社にいる間にGood&Newが起こることはあまりない(というかあっても皆知っていることだから面白くない)ので、帰宅してから次の日出社するまでの10~12時間程度。睡眠時間を除けば、3,4時間くらいか。それでも毎日Good&Newはある。

僕で言えば、Goodは細野さんの新譜を聴いていたら1年位前に発売された『Live in Chainatown』のライブ映像を見たくなって、見始めたらお酒が飲みたくなって気持ちよくなりどんどん酒が進んで少し深酒になった。でも、すごく幸せな気分で寝ることができた。これ、僕にとっては1週間で一番のGoodだった。Goodな音楽にお酒に睡眠。

で、Newは久しぶりに雑誌Tarzanを購入したこと。最近ではあまり雑誌そのものを買わなくなったが、今回買ったのは睡眠に関する特集だったからということと、何より表紙が藤城清治さんの影絵だったからだ。睡眠と藤城清治さん。この組み合わせだけでなんかいい夢見れそうだもの。Tarzanはまだそんなにじっくり読んでいないが、藤城清治さんが気になって、随分前に購入してまだ読んでいなかった自伝書「光は歌い影は踊る」を昨夜から読み始めた(しかし「光は歌い影は踊る」とはなんと素晴らしいタイトルだろう)。

 

まぁ、こんな程度のことといえばそうなんだけれども、いくらこんな程度のことといっても数時間の間にGood&Newは確実にある。何か特別なことをしなくても、そこら中にある。たまにわざわざGood&Newを探すけど、それもそれでいい。自分にとってのGood&Newになることを探すわけだから、いい時間の過ごし方ができる。