Life Itself

生活そのもの

2018/01/04

母と夕食を食べて、そのあと飲みに行った。

 

今は僕もかなり酔っ払っていて正常な判断はできないが、ほとんど同じ量の酒を飲んでいるはずだけれど母の呂律はかなり怪しくなっている。酔っ払っている。この日記を書ける程度には僕の意識はしっかりしているが、母がどの程度の意識がはっきりしているかは明日になれなければわからない。が、かなり酔っ払っていることは確かだ。これまでの母の酒の強さからは考えることができない酔い方で、これがストレスからきているものか、単純に年齢によるものか判断できない。

 

酔っ払っている勢いで書くけれど、母と2軒まわったせいで父の夕食の時間が遅くなって、父の機嫌が悪い。もう少しどうにか気を使うことができないものか。母に相当のストレスがかかっていることを父はわかっているのかどうかすらわからない。あっけらかんとしているのが、どうにも気に触る。父は父の世界をそのまま生きているように見える。

 

半年振りくらいだろうか。糖尿病が発覚してから初めて猫の姿を見た。痩せていたのは聞いていたとおりだったが、その元気のなさ、ぐったりと横になったままである姿を見て、いささかショックを受けた。

 

なんにしろ思うところがたくさんある。実家に帰省するのはおよそ半年振りくらいだが、その間に大きな変化があった。変化に対する適応の仕方はそれぞれだとは思うけれど、やはり一番気にかかるのは母のことである。変化にもっとも反応せざるを得ない状況にある母が、その変化へのストレスを背負いきれていない感がある。父はどう感じているのか。

 

今日一緒に行ったバーは母も気に入ったようで、1人でも行きたいと言っていた。1人で行くことができるバーを探していたらしく、見つかったようで良かった。

 

これを書いている間にも、猫はいつもより元気に動き回るようになっていて、父も母も驚いている。たくさん鳴いている。久しぶりに鳴いたようだ。僕が久しぶりに帰ったことが刺激になったのだろうか。

今までと同じ目をしていて僕も嬉しい。帰って最初に見たときは目に力がなかった。

 

少し母も元気になって安心している。

父も機嫌の悪さが戻ったようだ。ようやく話せるようになった。